タイトル

傘を盗む。そんなことをする奴の神経がわからなかった。わからなかったということは、それは過去のことで今はそうは思わないということ。              朝のクラスタイム中「傘盗まれた。」2か月前に盗まれた傘をまだ引きずり話す私。後ろの席の人はここではウシセキと呼ばせていただこう。ウシセキも傘を盗まれた経験があり、1度や2度だけではないという。それに対し傘を盗まれた経験が一度しかない私が愚痴を漏らす。今思えばウシセキが気の毒である。                            「自分は傘に名前を書いたのに盗まれたよ。それでいて傘は帰ってこない。盗んだ奴の神経がわからないよ。」                                    本当に気の毒なウシセキ。                                    「へー」                                           と、薄すぎる返事をする私。もう殴っていいと思う。                                     その日はたまたま雨が降っていて、傘は必須であった。                     学校で一日を過ごし、帰宅しようと傘置き場にある傘をとった。家に帰宅し終わった後、傘の骨の感じに違和感を覚え、よく見たところ、それは私の傘ではなかった。   私は唖然とした。そんなことがあり得るはずがない、信じたくなかった。      私は神経がなかったのか。                                        自分は絶対にそんなことは犯さないと鼻高々に傘を盗まれたことを語ったことが恥ずかしくなった。                                             次の日、傘を返すか返さないかで悩み、結局傘を持って行かずに学校へ向かった。  先生たちに挨拶を交わし、玄関に置いてあるだろう傘を見たところ、                 そこに傘はなかった。

”傘交換成功”

 

 

最後のはさすがに冗談です。明日はしっかり傘を持って行って謝って返そうと思います。ウシセキに怒られそうだな。                                 ちな、まえに変な家の映画を観たのですが、怖いシーンもありながら、FANNYな意味で面白いシーンのコントラストがすごくて風邪ひくかと思いました。チェーンソーおばあさんはさすがにおもしろすぎて、映画館でみんなよく我慢できるなと一人でツボっておりました。間宮祥太朗さんかっこよすぎる。